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| 防波堤として余生を送るコンクリート船 |
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DATA |
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■設計:舞鶴海軍工廠
■所在地:広島県呉市安浦町三津口
■用途:防波堤
■竣工:1944年(船として)、1949年(防波堤として)
■構造:RC造
■付近の地図(mapion) |
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大戦期に建造されたコンクリート船が安浦漁港の防波堤として現存している。坪井漁港のコンクリート船は自走できない”浮かぶタンク”だったが、こちらは機関を積み自走可能だった。鉄がないからコンクリートで作ってみたという代物ではあるが、戦中に竣工した3隻(第1〜第3武智丸)は海軍雑用船として活動したという。
設計は戦時標準船に準じたものとなっており、フォルムは船そのものなのだが、内部ではコンクリートの柱・梁が巡らされていて、建物にも見える。梁の上には釘状のものが刺さっており、そこにはおそらく木製甲板が張られていたのだろう。
いかにも戦時中らしい粗末な構造物ではあるのだが、防波堤となった歴史を経た結果生じたこの造形物は船とも建築ともいえない独特なオーラを放っている。
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コンクリート船 武智丸
Takechi-maru |
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| [注意!] 防波堤として使用されており見学可能となっていますが、足元が悪く、もろい箇所もあります。見学はあくまで自己責任でお願いします。万が一何らかの事故に遭遇したとしても当サイトは一切の責任を負いませんのでご注意ください。 |
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1:右が第1武智丸で左が第2武智丸。互いの船尾を接して配されている。 2:へさきだけは鋼板で補強されている。 3:船首内部。 4:船首から船尾方向。 5:錨鎖の誘導溝と思われる。 6:船尾方向。 7:丸窓から船尾方向を見る。 8:おそらく機関室と思われる。 9:船尾から船首方向。 (写真2〜9はクリックすると拡大表示します) |
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[参考文献・サイト]
1) 奥本剛(2009)「呉・江田島・広島戦争遺跡ガイドブック」
[行き方ガイド]
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JR呉線「安浦」駅から徒歩15分 |
[見学ガイド]
防波堤であり、解錠されていれば立ち入ることは可能。悪天候時には立ち入らないこと。 |
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作成:2011/12/12 最終更新:2011/12/12 作成者:makoto 使用カメラ:NikonD90 使用レンズ:Tokina
AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4 |
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| (CC) arch-hiroshima 2006 |
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