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Miyajima INDEX
桃山時代のバブル感と、未完成故の質実さを感じさせる建築
DATA
■設計:不詳
■所在地:広島県廿日市市宮島町
■建設時の用途:仏教寺院
■建設時期:1598年に中断
■規模:
■構造:W造
付近の地図(mapion)
厳島神社にもほど近い”塔の岡”に建てられた巨大建築。
これは全国統一を目前に控えた豊臣秀吉が、戦没者を供養する経堂として建立を命じたものである。しかし秀吉の死により工事は中断され、未完成のままとなった。江戸時代は仏教施設として使われていたが、明治の神仏分離令に対応するため仏像を大願寺に移して神社に変更し、厳島神社の末社「豊国神社」となった。なお「千畳閣」とはそのスケールから名付けられた通称である。(実際は857畳)

この建物の特徴は、まず「異様にデカい」ことだ。柱・梁に使われている材も大きく見応えがある。そして屋根には金箔瓦(当時のままではなく補修を受けているが)が使われている。江戸以降の建物とは少し違う桃山時代のバブリーな雰囲気がよく現れている。
その一方、未完成であるが故にゴテゴテした装飾は少なく、逆に今の日本人が好む素朴な空気も醸し出している。この偶然が生みだしたアンバランスさがこの建物の魅力だと思う。
豊国神社本殿(千畳閣) 国指定重要文化財
Toyokuni Shrine (Senjokaku)

現在は特段の使用目的がなく、全体が大きな桟敷席のようになっている。風通しが良いので休憩するにはうってつけだ。ここで宮島の家並みや緑を眺めたり、頭上の巨大な絵馬(かつて厳島神社にあったものを移設)を鑑賞しながら夕暮れを待ってみるのもいいだろう。


[行き方ガイド]
JR「宮島口」駅または広電「宮島口」駅から連絡船で10分ほどで宮島桟橋。さらに徒歩15分ほど。厳島神社の近くなので見つけやすい。

[見学ガイド]
・開館時間 9:00〜16:00 (季節により変動)
・拝観料:100円
作成:2007/8/19 最終更新:2011/5/8 作成者:makoto 使用カメラ:NikonD90
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