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| 洗練されてなくても独特のホスピタリティがある。 |
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DATA |
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■設計:岡河貢+泉創建エンジニアリング
■所在地:広島県尾道市向島町3090-1
■用途:展示施設
■竣工:1995年
■規模:延床面積370m2
■構造:RC造1階
■付近の地図(mapion) |
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展示棟の設計を担ったのは尾道出身の建築家 岡河貢。岡河は展示棟を考えるにあたり、よくあるガラス温室では維持が困難になると予想し、他用途にも使える設計を提案した。
この建物は農業生産品である洋ランの展示をすることが機能のひとつであるが、そのためだけにこの建物をつくるのはこの町の公共建築としてはもったいないと考えた。−(略)− ガラス温室は展示空間としては空調の負荷、ガラス面の清掃という問題がありそれを解決するには、完成後のランニングコストが町の財政にたいしてかなりの負担となることも考えられた。いくつかの多様な用途としてつかえる施設とするプログラムに対応するために、コンクリートスラブの建築とすることにこの町の行政は理解を示した。
(岡河貢「公共建築の公共性と機能空間としての粗密空間」雑誌新建築1997年2月号pp213より引用) |
オープン当初の写真を見ると、色とりどりの花で溢れており、いかにも植物園という趣であったが、今では雑多な植木鉢が並ぶ、「花好きなおばちゃんの家」という感じの空間になっている。立派な植物園然とした施設は維持しきれないという建築家の読みは当たっていたと言えるだろう。
展示品は必ずしも洗練されているとは言い難いが、手作り感のある展示を身の丈の範囲で続けているのは好感が持てた。空間としても、崩れそうで崩れない微妙なバランスを保っており、不思議な居心地の良さがある。 |
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向島洋らんセンター 展示棟
Mukai-shima Orchid Center |
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| 向島(むかいしま)は洋ランの生産地として知られており、研究・展示・販売の拠点として建設されたのが洋らんセンターである。単なる観光植物園ではなく研究開発を担っている点に特徴がある。 |
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[参考文献・サイト]
1) 向島洋らんセンター 公式サイト
2) 雑誌 新建築 1997年2月号
[行き方ガイド]
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自家用車の場合: しまなみ海道 向島ICから5分程度。場内の駐車場を利用可能。 |
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作成:2009/10/10 最終更新:2009/10/10 作成者:makoto 使用カメラ:NikonD90 |
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| (CC) arch-hiroshima 2006 |
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