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地霊を辛うじて留める遺構。でもファサードが見えない。
DATA
■設計:文部省営繕課
■所在地:広島県広島市南区翠1-1-1
■用途:講堂
■竣工:1927年(昭和2年)1月
■延床面積:
■構造:RC造2階
付近の地図(mapion)
校門をくぐってすぐ正面に立つ講堂。この建物は旧制広島高等学校講堂として1927年(昭和2年)に完成した。
正面玄関付近の装飾はかなり力が入っているのだが、目前に通路と屋根が設置されているため、ファサードを拝むことができない(photo#2)。貴重な文化遺産なのだからもう少し敬意を払っても良さそうな気がするが…。

さて、この場所は昔も今も「高等学校」と名の付く施設であるが、旧制高校は今の高校とは異なり大学の基礎教養課程に近い存在だった。そのため戦後は広島大学の教養部として取り込まれることになり、1949年には「広島大学皆実分校」となった。1961年には教養部(現在の総合科学部)が千田キャンパスに移転し、入れ替わる形で附属高校・中学が入り現在に至っている。

ちなみに、建築家丹下健三はこの旧制広島高校のOBであり、自ら希望して愛着のある広島の戦災復興都市計画立案に加わったという。

広島大学附属中高等学校講堂 / 旧広島高等学校講堂
Auditorium of Hiroshima Univ. Highschool

#1

#2:渡り廊下が邪魔でファサードが見えない。
[参考文献・サイト]
1) 宮本和義+建築知識編集部 2002 「中国・四国を歩こう!建築グルメマップ2」 エクスナレッジ pp13
2) 広島大学附属中・高等学校ウェブサイト http://www.fsc.hiroshima-u.ac.jp/
3) 広島市+被爆建造物調査研究会(1996)「ヒロシマの被爆建造物は語る」広島平和記念資料館
4) ウィキペディア「旧制広島高等学校」

[行き方ガイド]
[電車]
広電「広大附属学校前」電停 から徒歩1分
[バス]
未調査
作成:2000/5/18 最終更新:2003/3/12
作成者:makoto 使用カメラ:Canon PowerShot G3
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(CC) arch-hiroshima 2006