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広島デルタ辺縁部に建つ寺院。小品ながら見応えがある。
DATA
■設計:不詳
■所在地:広島県広島市西区三滝山411
■用途:仏教寺院
■竣工:(本堂)1968年再建 (多宝塔)16世紀
■構造:W造
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広島デルタ辺縁部、三滝山に建つ寺院。都心からは距離があるものの、被爆時の強烈な爆風から逃れることはできず、1960年代に境内の建物の多くが再建されている。また、臨時救護所となっていた関係からか、原爆死没者の慰霊碑が多く見られるのも普通の寺とは違う点だ。

建築史的に価値が高いのは多宝塔(写真#4)とされる。この塔は、もともと和歌山県の広八幡神社に16世紀に建てられたものだが、明治以降移築を繰り返し、1951年にこの地に移築され、原爆死没者の慰霊塔となっている。
ただ、本堂や鐘楼についても決して価値がないわけではなく、しっとりと落ち着いた佇まいは京都・鎌倉の古刹にも似た空気感を出している。

一般には紅葉の名所として知られているが、季節を問わずちょっとした散策に適したエリアだ。


三滝寺
Mitakidera (Buddhist Temple)

#1:本堂。渓流の脇に建ち、常に水音を感じることができる。

#2:本堂


#3:鐘楼

#4:多宝塔

#5

#6

[参考文献・サイト]
1) 広島市+被爆建造物調査研究会(1996)「ヒロシマの被爆建造物は語る」広島平和記念資料館 pp158
2) 日本建築学会編(1998)「総覧日本の建築8」

[行き方ガイド]
[電車の場合] JR可部線「三滝」駅から徒歩20分程度。上り坂あり。
[バスの場合] 広島バス(赤バス)22番線「三滝観音」行きに乗車し、終点の「三滝観音」下車、徒歩10分程度。上り坂あり。
なお、このバスは広島駅・八丁堀・紙屋町・十日市・横川駅を通るので便利だが、1時間に1本程度しかない。また同じ22番線でも「祇園大橋」行きバスは三滝に行かないので注意。
[自家用車の場合] 境内の駐車場を利用可能。そこから本堂までは徒歩10分程度。上り坂あり。

[見学ガイド]
拝観料は不要だが、参詣は原則17時まで。
作成:2007/8/19 最終更新:2007/8/19
作成者:makoto 使用カメラ:NikonD70 使用レンズ:Tokina AT-X 124 PRO DX 12-24mm F4
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