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広島に残る数少ない逓信建築。
DATA
■設計:山田守/逓信省営繕課
■所在地:広島県広島市中区東白島町
■用途:病院
■竣工:1935年(昭和10年)11月
■規模:
■構造:RC造
■付近の地図(mapion)

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建築家山田守は東大卒業後逓信省(*1)に入り、独立するまでの間、郵便局・電話局を中心に多くの建物を手がけているが、本格的な病院建築はおそらくこの広島逓信病院が初めてだと思われる。(山田の代表作の一つ「旧東京逓信病院」は広島の3年後、1938年に竣工した)

外観は端正なモダニズム。コーナーなどに変化を持たせつつ、全体としては白い箱を強く指向している。

鉄筋コンクリート造の躯体は戦災に耐え抜き、隣接する中国郵政局(旧広島逓信局)が失われた(1975年に解体)現在においては、NTT西営業所日本電気計器検定所と共に貴重な逓信建築の生き残りとなっている。
広島逓信病院旧外来棟(広島逓信病院被爆資料室)
Teishin Hospital
広島城にも近い官公庁エリア(戦前は陸軍用地)に建つ病院。現在、病院機能は隣接する建物に移され、こちらは資料館として使われている。

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[補注]
(*1) 逓信省(ていしんしょう)とは戦前に郵便・電信・電話を管轄していた政府機関であり、営繕課は逓信関係の局舎、施設の設計を担当していた。彼らの設計集団としての腕前は一流で、お役所らしからぬ斬新で優美な「逓信建築」が続々と送り出された。

[参考文献・サイト]
1) 広島市+被爆建造物調査研究会(1996)「ヒロシマの被爆建造物は語る」広島平和記念資料館
2) 山田守建築事務所オフィシャルサイトhttp://www.yamada-mamoru.co.jp

[見学ガイド]
この建物は普段閉館しているが、隣接する中国郵政局の受付(逓信病院ではない)に申し出れば鍵を開けてくれる。休日などの対応については未調査。

[行き方ガイド]
 電車の場合
広電「白島」電停から徒歩1分ほど。広電白島線は他の路線と料金体系が多少違うので注意。
作成:2006/5/8 最終更新:2006/5/8
作成者:makoto 使用カメラ:Nikon D70
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