arch-hiroshima 広島の建築 arch-hiroshima 広島の建築
EAST DELTA INDEX
近世都市広島の面影を伝える寺院建築
DATA
■設計:不詳
■所在地:広島県広島市東区山根町
■用途:仏教寺院
■竣工(本堂):1671年
 (2006年解体修理)
■規模:
■構造:木造
付近の地図(mapion)
デルタ(三角州)の北端、小高い丘の麓に建つ寺院。

「国前寺縁起」によると、暦応三年(1340)に安芸の国を訪れた日蓮の弟子日像が、尾長山の麓で草庵を営んでいた僧暁忍に出会い、この時暁忍が日像に師事して寺(暁忍寺)を開いたのが始まりであるといいます。その後、明暦二年(1656)に広島藩の二代藩主である浅野光晟とその妻満姫の菩提寺となり、寺名を国前寺と改称しました。これを契機に本堂、庫裏などの諸堂の造営が行われ、寺観が整えられました。
(現地案内板より引用)

これら建築群も被爆時に強烈な爆風にさらされ、屋根や壁が落ちるなどの被害を受けたものの焼失は免れた。本堂については1955年頃と2005年頃の二度に渡り大修理が行われており、往事の佇まいを今に伝えている。かつて広島を代表する寺院といえば国泰寺であったが、市内中心部の近世都市の町割りともども戦災で完全に失われてしまったため、不動院や国前寺などのデルタの北端エリアに辛うじて残る建物は貴重だし、建築としても十分に見応えがある。
国前寺 国指定重要文化財
Kokuzen-ji

#1:山門をくぐり本堂を見る。観光地でも何でもないが、なかなか見応えがある。

#2:本堂

#3:山門

#4:庫裏(くり)
[補注]
(*1) 現在の白神社や全日空ホテル周辺にかつて存在した大寺院。安国寺恵瓊が創建し、1601年に福島正則が国泰寺に改称。その後広島藩主浅野家の菩提寺となるが戦災により焼失。現在は西区己斐に再建されている。

[参考文献・サイト]
1) 広島ぶらり散歩

[行き方ガイド]
JR広島駅北口(新幹線口)から徒歩15分ほど。
未調査

作成:2007/5/18 最終更新:2007/5/18
作成者:makoto 使用カメラ:NikonD70
このページの写真はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下でライセンスされており、(1) クレジットの明示 (2) 無断改変の禁止、を条件に商用・非商用を問わず利用できます。詳細については「著作権について」をご覧ください。arch-hiroshimaへの連絡先はこちらです。 Creative Commons License
EAST DELTA INDEX
(CC) arch-hiroshima 2006