 |
 |
|
三信ビルの解体が発表されたので、とりあえず撮りに行く。このビルの魅力はもちろん「時を経ている(=地霊が育っている)」ということにあるのだが、ディテールの納まり具合、アーケード空間の作り方など、現代のビルと同じ土俵でも勝負できる要素を持ち合わせている。すなわち、現代の目から見ても”参考になる”。そういうのを文化的価値というのだと思う。
三井不動産はこのビルの耐震補強をして容積飛ばしのネタに使う案(東京駅や三井本館のように)を検討したはずで、「やっぱり壊すしかない」という結論に達したということは、経済的合理性に経済合理性で対抗するには限界があることを暗に示している。
|