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写真日記
 2004/08/17 京橋川河岸緑地
広島市が持つ空地資産は公園を除くと2つある。十分な幅員を持つ道路空間と川沿いの河岸緑地空間だ。前者で試行された平和大通りオープンカフェは結局社会実験のまま終了してしまい、朝市に形を変えてしまった。これはおそらく市当局に道路交通法上の規制を乗り越える妙案が見つからなかったためであろう。
というわけで、現在は後者、元安川護岸と京橋川護岸にてオープンカフェ社会実験を継続している。

さて、この京橋川護岸は公共空間に営利事業者が参入できる「オープンカフェ特区」になっており、ホテルフレックスとホテルJALシティ広島が営利事業者として河岸緑地を営利事業に使用している。

実際行ってみると、官民境界線をまたぐ形でウッドデッキが設けられているのにまず驚いた。半分はホテルの敷地であるが、公開空地であるため、一般の人が立ち入っても問題ない。総合設計を活用して容積ボーナスをもらう時の条件になっているからだ。
一方で、その空地を飲食空間として賑わい創造に結びつけ、ついでに利益もあげる。まさにここは半官半民のバッファー空間であり、日本において実現が望まれていた空間形態に他ならない。そもそも公開空地とはこういう用途のためにあるのではなかったか? ここが実現するまでにどのような協議を経たのか、同業者として想像に難くない。

だが「特区」の期限が来たらどうするつもりなのだろう?
河川区域を変更する…のは無理だから、やはり河川法そのものを変えなくては営利事業として継続させられない気がする。国は決して否定的ではないとしても法改正まで持っていけるのだろうか?

普通の人なら特に気を止めることのない空間だろうけど、私にとっては色々と考えさせられた。

ホテルJALシティの敷地と河岸緑地にまたがる形でウッドデッキが作られている。公開空地と公共用地を一体的に整備して使うのはあまり見たことがない。なんだ、やればできるんやん。
デッキの真ん中に官民境界線があることが分かる。 川沿いのオープンカフェがともかく実現している。

アーバンビューグランドタワー。写真撮ってたら警備員に止められた。外観くらい撮らせてよ〜。けち〜。
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